ホリスティックメディスンとしての酸塩基平衡
基本情報
- 監修者:
- 渡邊 昌
- 著者:
- ミヒャエル・ヴォルリチェク
- 訳者:
- 知髙良美
ISBN | 4-88282-758-1 |
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定価 | 2,800円+税 |
発売日 | 2010/6/24 |
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内容紹介 ホリスティックメディスンとしての酸塩基平衡
ドイツのヴォルリチェク博士によって長年続けられてきた、全人的(ホリスティック)な酸塩基平衡治療の集大成。
酸とアルカリ - そのバランスが大事です
アルカリミネラル製剤、食事内容の見直し、体外への排出処置。これらの手段で患者さんたちの
酸塩基バランスを整えましょう。
この本では、数多くの臨床例をもとに、慢性アシドーシスがもたらす結果について解説しています。
pH値の正しい測り方、潜在性アシドーシスを改善する簡単な治療法を学びましょう。
酸性状態の解消、解毒の方法を満載した治療コンセプトは、診療に大いに役立つでしょう。
F.X.マイヤーが提唱する正しい食事法が重要な役割を果たします。
酸塩基バランスを良好に保つことは、病気の予防につながり、多くの慢性病における効果的な
治療の基本となるのです。
監修者序文
著者序文
はじめに
1 理論の基礎
1.1 化学的基本概念
1.2 医療現場での測定方法
1.3 体液診断法上の徴候
肌の色/表皮/肌の張り/毛髪/爪/強膜/結膜/口/舌/悪臭
1.4 酸塩基平衡の基本概念
1.5 アシドーシスの発生
1.6 アシドーシスのステージ区分
理想の状態/潜在性アシドーシス/急性アシドーシス/慢性アシドーシス/局所アシドーシス/致死性アシドーシス
1.7 アルカローシス
2 内臓機能の調和
2.1 胃――酸の産生・分泌の中枢
炭酸水素ナトリウムの投与
2.2 腸と酸性発酵
下痢/自家中毒
2.3 血液――緩衝液・運搬媒体
2.4 腎臓とその働き
重炭素塩の緩衝機序/リン酸塩の緩衝機序/陽イオン交換/酸の排出/アンモニウム作用機序
2.5 結合組織――酸の貯蔵庫
細胞外マトリックス/貯蔵タンパク質/酸塩基の干満による循環/物質代謝のスラグ
2.6 肺――CO2ガス排出によるpHの調整機構
2.7 肝臓――生化学的代謝の中枢
肝臓の代謝/肝臓による解毒
2.8 脱酸性の非常弁
3 アシドーシス・アルカローシスの測定方法
3.1 静脈血滴定法
細胞内アシドーシス/ヘマトクリット値を算入した細胞内塩基緩衝能/測定技術
3.2 ザンダー法による尿中酸・塩基測定
平均酸性度指数――包括的な基準値
4 慢性アシドーシスの臨床例
4.1 胃腸疾患
H2ブロッカー投与の影響/ヘリコバクター・ピロリ感染/胃食道逆流症・下痢と便秘
4.2 肝臓疾患
4.3 心臓循環疾患
不整脈/心筋梗塞/脳循環不全(脳動脈硬化症)/喫煙の危険性
4.4 気管支ぜんそく
4.5 代謝疾患
真性糖尿病/偏頭痛/骨粗しょう症/リウマチ性疾患/脱毛
4.6 がん
アルカローシス/食事療法/痛みの治療/塩基注入療法/がんと地中からの放射線
4.7 腎不全
4.8 皮膚疾患
乾癬/神経皮膚炎/セルライトの治療
4.9 神経・精神疾患
精神疾患/抑うつ性障害/交感神経緊張症
4.10 妊娠障害
ミネラルの欠乏/膣の酸度測定
4.11 小児疾患
炎症の進行/胃腸疾患/神経皮膚炎と気管支ぜんそく/不整脈/おむつかぶれ/発熱/嘔吐/多動
4.12 血流障害
4.13 スポーツ医学
運動能力/運動能力の向上/疲労反応
4.14 歯科疾患
歯の変性/虫歯/歯周病/アマルガムの除去
4.15 ホールフード(丸ごと食)療法と断食療法における変化
ホールフード/断食療法
4.16 高齢者
5 アシドーシスの治療
5.1 治療方法
酸を中和する薬剤/外部治療/好転反応/患者に合わせた治療/非経口治療
5.2 治療としての食事
酸性食品・塩基性食品についての考察/食についての注意点と根本的誤り/酸塩基平衡の観点からみた食物/腸洗浄と断食療法/酸塩基平衡と乳酸を含む食品
5.3 炭酸水素ナトリウムの薬理的評価
5.4 アシドーシス治療における治療費の比較
6 ヒトでの臨床試験
7 獣医学からの知見
展望/総括/関係機関/参考文献/索引
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