日本経済の本質を見る目
基本情報
- 著者:
- 柳川彰治
ISBN | 978-4-88282-792-4 |
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定価 | 1,400円+税 |
発売日 | 2011/2/8 |
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内容紹介 日本経済の本質を見る目
「政治家やマスコミや識者が言っていることは、何かが違う気がする」という思いの国民に、答を導く底力を備えた、類を見ない一冊。
◆将来に対する漠然とした不安があるが、具体的な解決策が思い当たらず、閉塞感を払拭できない。
◆政治家やマスコミや識者が言っていることは、どこがどう違うのか、はっきり説明できないが、何かが違う気がする。
◆政治家には、増税が必要であればはっきりと説明し、将来への大きな展望を示してほしい。
◆マスコミには、個々の政治家や、政治家たちの離合集散を追いかけるよりも、政策を追及してほしい。政治家劇場ではなく、政治劇場が見たい。
◆経済格差の是正を訴えることが、負け犬の遠吠えのように扱われる空気を感じる。
本書は、以上のような思いを抱いている読者へのメッセージになっている。
かつて会計を専門職としていた著者が、財政や経済について政治家・マスコミ・識者が交わす、数字の裏づけがない情緒的な議論に疑問を投げかける。日本経済について語られる多くの嘘を指摘する。天声人語でも紹介された『松尾芭蕉この一句』の著者が一転、専門分野で独特の切り口を見せる。
多くの日本人を支配する閉塞感を払拭するには、思い切った発想の転換が必要。税金・社会保険料などの「基本的な仕組みの単純化」を軸に、本書の随所で唱えられている提言は、独創的で驚かされる。日本の将来に展望を開かせる底力を備えた、類を見ない一冊。
はじめに
第1章 政府の会計は家計簿と同じ方式というのは本当か
第2章 事業仕分で特別会計の諸悪を根絶できるのか
第3章 政府財政は破綻するのかしないのか
第4章 国債残高はどこまで膨脹するのか
第5章 日本の税金は高いのか安いのか
第6章 社会保険は国民に安心を与えるシステムなのか
第7章 高福祉高負担は社会から経済活力を奪うのか
第8章 国際競争に勝てば経済は豊かになるのか
第9章 インフレは悪なのか
第10章 政治主導にすれば政府の運営はうまくいくのか
第11章 日本経済再生への道筋は失われたのか
おわりに
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