西欧800年の指輪史
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内容紹介 西欧800年の指輪史
ヴィクトリア&アルバート博物館の指輪コレクションから読み解く指輪の歴史
指輪は、宝飾類のなかでもとりわけパワフルに人の 心を揺さぶり、愛情、忠誠心、追悼、信仰のシンボルとして古くから身につけられてきた。
そのルーツは、魔除けや護符、地位や身分の証明、婚約や既婚のしるし、武器などの目的から装身具として始まったといわれている。
人類の歴史を通じて、指輪は、広義の装飾美術の流行に沿って変遷してきた。さらに、指輪は単なるファッションではなく、富や地位の象徴でもあった。
本書は、中世から現代まで、西欧の伝統にのっとってヨーロッパで作られてきた指輪を、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の類稀なる2000点以上のコレクションから厳選して紹介する。指輪にまつわる800年の歴史的背景を6つの章に分け、その時代ごとの流行や技法、指輪に関わる人々の歴史をも解説。中世に着用された、彫刻的な宝石をとりつけたバンドから、アールデコの傑作や1950 年代のみごとな原石の「岩」、現代の宝石職人の手による革新的芸術品まで、指輪の進化について物語る。
判型:A5変型(234×165mm)
頁数:160ページ
色数:4C
製本:上製
●著者について
レイチェル・チャーチ (Rachel Church)
ヴィクトリア&アルバート博物館の彫刻・金属細工品・陶磁器・ガラス工芸品部門の専門職員で、指輪のコレクションに特別の責任を持っている。宝石に関する著述や講演を行い、ウィリアム&ジュディス・ボリンガー・ジュエリー・ギャラリーの再展示に携わる。ヴィクトリア&アルバート博物館が所蔵するギルバートコレクション中のゴールドボックスに関する寄稿をはじめ、同博物館の出版物の多くに寄稿している。
はじめに
第1章
1200-1500年
第2章
1500-1700年
第3章
1700-1820年
第4章
1820-1900年
第5章
1900-1950年
第6章
1950年-現在
参考情報
用語集
参考文献
注
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館収蔵品の起源
指輪の主要なコレクション
謝辞
著者のバイオグラフィー
索引
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