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マニュアルセラピー 臨床現場における実践

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基本情報

監修者
宮本 重範
著者
ヨヘン・ショーマッハー
訳者
服部 由希子
ISBN 978-4-88282-913-3
定価 4,800円+税
発売日 2014年8月下旬

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内容紹介 マニュアルセラピー 臨床現場における実践



ドイツで絶大な信頼を得る四肢と脊柱のマニュアル・セラピーの実践書。原著完全改訂第5版となる本書では、臨床思考過程や臨床推論を深く掘り下げ、読者の理解をさらに深める構成を目指した。まずは理論編において、疼痛生理学、バイオメカニクス、ニューロダイナミクス、そして生物心理社会モデルにより、マニュアル・セラピーの基礎を固める。次に実践編として、問診や6つの治療カテゴリーの分類を通してより明確に構成し、詳細に解説した。検査の手順に加え、運動の質の評価、治療目標の設定、徒手による関節モビリゼーションの適応と禁忌のほか、臨床における患者の症例を多く収録。即、実践に役立つ知識と技術を習得できる。オールカラー版。

第5版におけるポイント
・マニュアル・セラピーの効用過程と実践措置に対するより詳細な背景知識を掲載。
・生物心理社会モデルを取り上げ、疼痛生理学、バイオメカニクス、ニューロダイナミクスの分野にも言及。
・注意すべき表現が、新たなカラー写真によって明確で具体的になった。

本書の内容
・運動学、関節解剖学
・理学療法的検査と診断に基づく治療
・徒手による関節モビリゼーションの適応と禁忌

本書が実践的に教える内容
・検査の進行
・運動の質の評価-何を感知すべきか習得
・目標の計画
・疼痛のある関節、または低可動の関節に対する措置
・治療と治療成果の文書化

理論編
1 マニュアル・セラピーの歴史と定義
 1.1 マニュアル・セラピーとは何か/1.2 歴史/1.3 理学療法的マニュアル・セラピーの歴史/1.4 世界のマニュアル・セラピー/1.5 マニュアル・セラピーの定義
2 生物心理社会モデルを背景としたマニュアル・セラピー
 2.1 基礎としての生物心理社会モデル/2.2 生物医学的思考モデル[病理メカニズム的思考モデル/疼痛生理学/バイオメカニクス─負荷とストレス]
3 マニュアル・セラピーにおける関節メカニズム
 3.1 骨運動学[回旋/並進/骨運動学の一覧表]/3.2 関節運動学[回転滑り/関節の遊び/関節運動学に関する一覧表]/3.3 関節解剖学[関節面、関節タイプ、運動軸の形態/関節運動を方向づける軸と面/関節肢位/関節運動の制限]
4 マニュアル・セラピーの体系
 4.1 仮説演繹法/4.2 パターン認識/4.3 フローチャートを用いた体系的検査の構築
5 整形マニュアル・セラピーの概要
 5.1 方向性を定める検査/5.2 個別検査/5.3 医師による追加検査/5.4 統括的評価
6 運動検査の視点
 6.1 なぜ回旋・並進検査なのか/6.2 運動の量/6.3 エンドフィールを用いた運動の質/6.4 症状
7 マニュアル・セラピーの臨床思考モデル
 7.1 症状としての疼痛の治療[末梢性疼痛の治療/疼痛治療と治癒/中枢性疼痛の治療]/7.2 機能障害の治療
8 マニュアル・セラピーの効果
 8.1 症状、特に疼痛への効果/8.2 機構レベルへの効果[短縮した組織構造の伸張モビリゼーション/運動制限、運動制御、安定化]/8.3 神経レベルへの効果/8.4 心理社会文化および経済レベルへの効果/8.5 治療テクニックの個別性/8.6 まとめ
9 6つの治療カテゴリー
 9.1 症状緩和措置/9.2 可動性を促進させる措置[関節による運動可動域制限の治療/筋肉による運動可動域制限の治療/神経による運動可動域制限の治療]/9.3 可動性を持続させる措置/9.4 可動性を減少させる措置[受動的安定性/能動的安定性]/9.5 PTの組織に影響を与える措置/9.6 情報、指導、トレーニング
10 関節治療の観点

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