ガイアブックスマインド
医者不足の皮肉と本質
- 2010.06.07
- 医者が不足する時代は、病人が過剰の時代である。 政治は医者が増えない為にはどうしたらよいかと考え工夫するのが本質だが、病人をどうさばくかとか医者不足対応策として医科大学を増設して医者を増やそうという対症療法をして本末転倒だ。 相も変わらず懲りない面々である。 医者が忙しく、お金持ちになる世の中は最悪の時代である。 一番良い政策は医療保険を利用しない健康な人々をつくる政策であって、決して病人を早期発見して早く手を打つという、むしろ後手主義の健康診断を強行するのは愚策である。 老後や大病の時のための年金保障積み立ての80%をカットし、健康維持にまわし心身の健康促進を保証するように向かう方が良策である。 特に若い人に老後とか大病の積み立て金はゼロか、自己選択にすれば掛けない人は絶対病気にならないために投資をするようになる。若いうちから高い保険をかけるかどうかは自己責任の判断である。 一番悪い時代は病人の治療に西洋医が忙しいときで、一番良い時代は年齢なりの自律した生活をサポートする自然療法師や健康指導士師が忙しく活躍する時代であろう。