ガイアブックスマインド
退屈をもっと楽しむ
- 2025.01.24
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何もすることが無い暇な時間を「退屈」だと思う人は、
その空いた時間を外に求めるから退屈に思うのだ。
何もすることが無い時には、内なる自分と向き合うのが理想であるが、
近年は暇をつぶすための様々な娯楽やサービスがあり、
内なる自分を意識する時間など無くなってきている。人は退屈になることを不安だと感じ、何かをしなければと焦る。
無理やり用事を作ってスケジュールを埋め、
できるだけ暇な時間を作らないようにすることで精神を落ち着けている。
ちょっとした隙間時間にも退屈しないようにスマホを開いては
新しいニュースを探し、SNSやゲームをし始める。
退屈だからといって暇つぶしに何かをする、
その行動の行く末にあるものは、何もしないでいる時間より良かったという
結果を得ることはほとんどない。退屈な時間をそのまま退屈に過ごすのがナチュラルである。
何もしないで寝転んでボーッと空を見たり、自然の景色を見ているだけでいい。
何もしないことの充実感をゆっくりと味わう。
退屈をもっと楽しもう。
