アイアンガーヨガとは2014/11/12更新
- 読み:あいあんがーよが
- カテゴリ: ボディーワーク > アイアンガーヨガ
アイアンガーヨガでは体の正姿勢(アライメント)に焦点をあてて、調和がとれ、なおかつ解剖学的な見地にたった完全さを目指している。正確さと細かい部分まで配慮した方式であり、アーサナ(ポーズ)とプラーナ(呼吸法)で構成されている。骨格と筋肉、身体の細部へ意識を向けることが求められるため、心が集中し研ぎ澄まされて、最終的には“動く瞑想”に到達する。肉体的な気づき、心の清澄、究極の平静のすべてを求めて鍛錬する。アイアンガーヨガできわめて重要なのはポーズの流れ。適切な順序に沿ってポーズを練習することで効果が増す。
アイアンガーヨガの創始者 B.K.Sアイアンガー師について
幼少時代にさまざまな病気に苦しんだ彼は、16歳の時に姉の夫であり、インドのマイソールでヨガの指導をしていたクリシュナマチャリャ師からヨガを習う。ヨガを実践するうちに健康を取り戻し、1936年に彼はインドのプーナに派遣されて、6ヶ月間ヨガを教える。
練習の中で培った正確で熟達した技を、指導に反映させたことで、ヨガ指導者として広く尊敬されるようになり、1975年に研修所を設立。アイアンガー師によって200を超える伝統的なヨガのポーズを体系化したのが、アイアンガー・ヨガとして受け継がれていった。
「ヨガは実践的哲学である。日々刻々、現実の世界と向き合いつつ、精神的な道をたどる術を示してくれる。ヨガはまた世界の幸福、すなわち自らの幸せと自我を越えた幸せの双方のバランスを見出すよすがである」B.K.S.アイアンガー
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