アクアフィットネスとは2014/07/07更新
- 読み：あくあふぃっとねす
アクアフィットネスとは、水の抵抗と浮力をたくみに利用して体の負担を減らした水中運動のことで、楽しみながら行えるだけでなく、非常に効果的でもあるエクササイズの一環である。子どもからお年寄りまで、体力の落ちた人からスポーツ選手まで、あらゆる人にうってつけの運動である。アクアフィットネスのプログラムは、フィットネスに含まれるすべての要素を向上させることをねらいとしている。すなわち、均等のとれた体をつくり、持久力、筋力、有酸素能力、柔軟性、関節の可動性などを高めると同時に、神経と筋肉をうまく連動させる能力を養うことを目的としている。
アクアフィットネスの利点
水中で運動を行うと、水の抵抗や浮力という特性のために、陸上での運動とは全く違う経験をすることに気づくはず。どちらの方向へ動いても水の抵抗を受けるため、ふだんの動作では重力に助けられてあまり動かさない筋肉も、使わざるを得なくなる。多方向の水の抵抗に逆らって動くうち、全身の筋肉が鍛えられ、バランスのとれた筋肉がつくようになり、ありとあらゆる筋肉が鍛えられる。
無重力状態のなか、浮力具や浮き具などの道具を使って負荷を与えることで筋力を高めることができる。また、水中で動く体表面を増し、それによって抵抗を大きくしてくれる抵抗具（手につけるフィンや、手につけるグローブなど）を用いて筋組織を鍛えることができる。
自分に合ったプログラムを見つける
健康な体を作るために確実にかつ能率的にエクササイズをしたいと思ったら、しっかりと構成されたプログラムに従う必要があるのは、水中でも地上でも変わらない。
止まらずに流れるような動きで、リズミカルに動作するダンスやフィットネス、筋力トレーニング、などを組み立てていく。動作を大きくとることを意識する。
スポーツの種目別のエクササイズもある
特定のスポーツ大会に参加するためのトレーニングも、水中でエクササイズできる。
水泳の場合は、直立したままクロールやバタフライの練習をしたり、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、キックボクシング、ゴルフ、テニスなどから、浮力具を使って、水中で浮いて行うスキー、スノーボードのトレーニング方法もある。
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