シヴァナンダヨーガとは2014/08/04更新
- 読み:しゔぁなんだよーが
- カテゴリ: ボディーワーク > シヴァナンダヨーガ
医師だったH・H・スワミ・シヴァナンダ大師(1887~1963年)はインドでヨーガを実践し、ヨーガは全世界に益するべきだと考え、ヨーガの道に人生を捧げることを決心。ヨーガの教えを科学的な方法で示し、とりわけ複雑な哲学的テーマもシンプルにわかりやすく体現した。アシュラム、ヨーガ・アカデミー、ディヴァインライフ・ソサイエティ(1995年)と呼ばれる組織を設立した。この組織は、正直・清浄・非暴力・自己実現・世界平和の理想のために尽くしている。インドがまだイギリスの統治下にあり、ヨーガはもっぱら男性に教えられていた時代にあって、スワミ・シヴァナンダ大師は女性にヨーガを開放した人としても知られている。
「はっきりとわかりやすく」をモットーに、師は5つの基本原理にしたがい、ヨーガのエクササイズを組み立てた。さらに国際シヴァナンダ・ヨーガ・ヴェーダーンタ・センターを設立し、瞑想中の啓示にしたがって、世界平和の実践ツールとしてヨーガ教師トレーニングコースを始め、偉大なるビジョンを追求していく。
初心者にとって、ヨーガをする事でのメリットをはっきり示し、実感させるためのプログラムを示す。
5つの基本原則
●正しい運動
安定したアーサナ(ポーズ)は、体の関節、筋肉、靭帯の構造にとって優れた潤滑油となり、脊柱を強くしなやかにし、体を伸ばして調整し、消化作用を高め、血行を促進し、プラーナ(生命エネルギー)を増強し、集中力を高める。
●正しい呼吸
肺の一部ではなくて全てを使い、最大の酸素摂取量の深い呼吸を、自然に行うことができる能力をつける。
●正しいリラクゼーション
すべての筋肉の緊張がほぐれ、全身が休まって若返った気分になり、外部のストレスに対する抵抗力を高める。
●正しい食事
新鮮でバランスのとれた菜食は、心身を強くして維持する鍵となる。
●ポジティブ思考と瞑想
心は体という乗り物を操る知的な運転手と考える。人生という旅の目的と目的地への行き方を理解できるように訓練する。
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