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タイ・ヨーガマッサージとは2014/08/05更新

  • 読み:たい・よーがまっさーじ
  • カテゴリ: ボディーワーク > タイ・ヨーガマッサージ
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タイ・ヨーガマッサージ(別名 タイマッサージ)

古式タイマッサージのルーツは、インドの伝統ヨーガと仏教にある。のちにタイマッサージとなった技術は、2000年以上前にインドから今日タイと呼ばれる地域に、タイ北部を統治するモン族が招いたインド仏教の僧侶と、アーユルヴェーダの医師によってもたらされた。そのときからタイマッサージはタイ伝統医学の一部となった。

現代のタイ国内でマッサージを行っている場所では、タイ伝統医学の父として、ジバカ・クマー・バッカが崇拝され、尊敬されている。今日のタイでは、今でもマッサージを行う前に、施術者は毎回彼への感謝の祈りを捧げる。

 

タイマッサージの歴史

理論的背景を記述した古文書のほとんどが1767年の旧首都アユタヤへのビルマの侵入によって破壊されたため、わずかに残されているだけである。この残った古文書の一部が、バンコクのポー・チェトゥポーン寺院(別名ワット・ポー)の壁に見ることができる、彫刻の基礎をなしている。

タイのほとんどの地域では、タイ医学とタイマッサージの実技と知識は、昔も今も指導者から生徒へ直接伝えられているため、技術に幅広い多様性がみられる。

今日、タイで行われている古式マッサージには、北部式と何部式のふたつがある。信奉する原理は同じだが、重点をおくところがやや異なる。北部式タイマッサージは、山岳地帯の農村で暮らす生活様式を反映して、足を使う方法と動的なストレッチに特に重点を置いている。

 

タイマッサージとヨーガ

タイマッサージは、インドの伝統ヨーガとたいへん近い関係にある。今日行われているヨーガとタイマッサージの間には、非常に強いつながりがある。実用的で受動的なハタ・ヨーガのストレッチを利用して、マッサージに動的な流れを与えている。

エネルギーが物理的には骨、筋肉、皮膚などの形をとって現れており、肉体は、それを通じて自己のより精妙な面に接触するための、入り口であると考えている。受動的なヨーガのストレッチで体を開放するとき、私たちは物理的なものとしてそれを感じるが、ヨーガでは最終的に体内のエネルギーの流れを活性化することを目指している。

タイマッサージは、欧米流の解剖学の体系に基づくものではなく、東洋哲学の論理と方法論をもつものである。

 

古式タイマッサージ

古式タイマッサージは、セン(Sen)と呼ばれるエネルギー・ラインに働きかけて、体の健康なバランスを保つ。センとは、体内エネルギーの働きという概念を説明するための身体の地図。タイマッサージでは、10本のラインすべてにはたらきかけるが、個々のラインにはそれぞれ治療効果があり、特定のラインに重点を置くことで不調和を調整していく。

 

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