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パワーシンキングとは2014/07/10更新

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パワー・ポジティブな発想法

ものの考え方ほど、人生の質を正直に映すものはない。起きている間、ほかの何をやっているときでも、思考は途切れることなく続いている。思考、世界に対する心の反応の仕方は、あなたの信念を形作り、どう行動するか、あるいはしないかの決定を促す。ときには、思考が不安をかきたて、自分が望む変化を起こさない言い訳を並べ始めることもある。

 

自己認識を広げる

自分がなりたい自分になるのは、壁画をかくようなもので、真に完成に至ることはなく、どこまで行っても修正可能である。人生の絵筆を握る私たちは、新しいテーマや色やタッチを試すことをためらいがちである。いつも同じ題材、同じ道具、同じ筆使い、同じ色使いを続ける。こうして時がたつにつれ、私たちの自己認識はすっかり狭まってしまうのである。

自己認識が狭まると、考え方、行動の仕方、生き方まで狭まる。ある物事を自分には絶対に手が届かないと思い込み、手を伸ばすことさえ慎むべきだと考えるようになるのである。

 

自己認識を広げること。あなたが自分にできることで、これほどパワフルなことはない。これまでは「自分の柄ではない」と拒んできたことを始めてみよう。何かシンプルで意味のあること、特別な道具立てなしに自分ですぐ始められること、たとえば、詩や物語を書くこともいいだろう。

 

寛容な心をもつ

あなたがこれまで親切にしてきた相手、時間を割き、さまざまなものを提供し、敬意を払い、ことによるとお金まで与えた相手がいることだろう。いろいろよくしてあげた相手もあり、そのためにほかの関係を危険にさらしたこともあっただろう。こうした人々のうち、そのことをありがたく思ってくれている人もいるだろうが、一方で、あなたが与えたものに気づいてもいない人もいるだろう。

恨みは、醜く重い荷物である。誰かが何かの理由で大昔にした、あるいはしなかったことを根に持って、親族やかつての友が何年も口を開かなかったりするなど、恨みがもたらす哀しみは知ってのとおりである。恨みの代償はパズルのような人生だ。ピースがひとつ欠けているために、いつまでたっても完成しないパズルである。何かが欠けた人生を送るのはやめよう。

 

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