木のヒーリングとは2014/07/11更新
- 読み:きのひーりんぐ
- カテゴリ: ヒーリング・精神世界 > 木のヒーリング
木は、人類が受け継いできた自然という遺産の核にあたるものである。文学や哲学には、自然界を描写した多くの記述があります。それらを読むと、著名な思想家や哲学者が、常に人間の自然に対する認識の変化を目撃し、また自然への新たな見解を提唱してきたことに気付く。認識の変化とは、具体的にどのようなことかと言うと、かつて自然に対して畏怖の念を抱いていた人間が、やがて自然を支配可能な機械のように認識するに至った変化である。太古の時代から、木は力と、機知と、豊かさと生命そのものの象徴だった。このような認識が万国共通であることから、おそらく人間は、自分たちの想像以上に深いレベルで、木とつながりをもっているのではないだろうか。
癒しのエネルギー
“木の幹にもたれて座ると、ほんの2~3分で体の痛みが消えてしまうことがよくある”。森で暮らした数ヶ月の間に、妻も私も、このような事実に気づいた。体調の変化と木の存在との間には、間違いなく何らかの関係がある。また、痛みが消える時ほど劇的な変化ではないにせよ、ある木に近付くと、独特の感じを受けることにも気付いた。それは体の感覚には限らない。心の状態にも変化が見られた。気持ちを穏やかにしてくれる木もあれば、活力を与えてくれる木、また安心や幸福を感じさせてくれる木もあった。
長期間にわたる観察によって、私たちはついに、心と体を健やかに保つために必要な性質をもつ9種類の木(カバノキ、ブナ、モミ、マツ、サンザシ、ワイルドローズ、ツゲ、クルミ、エニシダ)を選び出すことができた。これらのエネルギーを用いれば、日々の生活を力強く豊かなものにすることができる。具体的には、エネルギー体の詰まりが取り除かれ、ハイヤーセルフに接触できるようになる。
また、プライドや自信が高まるため、より開放的になり、過去の重圧からも解き放たれるのである。
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