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瞑想とは2016/11/07更新

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瞑想は全てのヨーガに欠かせない要素であり、まるまる混沌とする現代に生きる私たちの心に安らぎを与えてくれる重要な手段である。

 

瞑想の科学は現代文明が起こる数千年前にはじまり、それから変わることなく受け継がれてきた普遍的伝統である。その原形が変わらずに保たれたのは、そのシンプルな構造の中に、哲学、宗教、修行の本質を形成する重要な教訓と手段があるからである。瞑想とは、通常の経験の範囲を超越したもので、その実践のすばらしさを伝えるための言葉である。そこには恐れ、欲望、羨望、といったネガティブな感情は存在しない。

多くの人が瞑想に取り組むのは、なにも俗世を逃れてヒマラヤの洞穴に隠遁したいからではなく、生活の大部分がストレスや苦痛、不満や失望で溢れ、心が満たされないと感じているからである。不安と不満は日常生活の中に存在していることを認識し、安らぎと幸福を得るには欧米社会にない別のアプローチが必要だということを漠然と理解しているのである。瞑想からなにを得られるか確信はなくても、テクノロジーに支配されたこの現代文明から逃れて、気分転換できることを知っているからである。

 

瞑想を始める

眠る方法を人におしえることができないように、瞑想の方法も人に教えることはできない、とヴィシュヌデーヴァナンダ師は述べている。眠りに落ちるものは心がなにかに関わっている状態から離れたときだけである。瞑想も強制されてできるものではないが、睡眠と違う点は、それが意識の状態だということである。瞑想するには、自己意識を高めた状態を維持するための意志力が必要である。それと同時に、心と体をリラックスさせ、あらゆる期待と欲望を捨てなくてはならない。集中している状態を維持しながら雑念をすべて取り除く、という微妙なバランスこそが瞑想なのである。労せずに心を集中させ、さらに心が空想に押し流されないようコントロールする方法を学ぶ。

 

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