「リンクルケア」とは | ガイアブックス用語集

リンクルケアとは2014/07/11更新

読み：りんくるけあ
カテゴリ：自然療法・統合医療・健康 > リンクルケア

皮膚は体で最も広範囲を占める器官であり、ゆえに、全体的な健康維持のために極めて重要である。たとえば、人は皮膚の50％以上の火傷を負った場合、健康がひどく損なわれたり、死の危険にさらされることがある。当然だが、皮膚はある意味で外の世界への使節でもある。私たちが皮膚の外観によって（良くも悪くも）判断されることはしばしばである。また、周囲がどう見えるかを意識し、透明感があるなめらかで健康的な輝く肌を保とうとする。幸運にも生まれつきそんな肌を持つ人も多少はいるが、大多数の人はこういった目標を達成するためには肌をどう治療すればいいか学ぶ必要があるだろう。

治療の例

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、皮膚に化学薬品を塗り、皮膚の表層部を剥ぎ落とすことで、こういった表層部を落とすことによって、より健康で斑の少ない新しい皮膚層が形成されるのである。化学薬品はこの再生のプロセスを促進するのはもちろん、真皮（皮膚のサポート構造）に巧みに働きかけ、皮下で新しいコラーゲンを生成させる。

この20年余りで皮膚のケミカルピーリングへの関心は実際、爆発的に高まっている。レザーリサーフェシングが登場するまでは、深い皺を消そうとして強力なケミカルピーリングのいくつかをよく利用したものだった。熟練した医師が行なった場合、こういった強力なピーリングの結果は素晴らしいものだった。しかしながら実際には危険がともない、ピーリングが深い部分に及べば及ぶほど、皮膚に白い変色が生じ、しばしばまだらで不均一な仕上がりとなり、場合によっては白や赤の傷あとが残ることがある。

とはいえ、今では、最近のピーリング革命により、私たちは、はるかに表面的効果のあるピーリングの恩恵を受けている。最大限の結果を出すためには、ピーリングは3～4回繰り返し、その後は改善された皮膚を維持するために年に1度治療を受ければいいだろう。