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子どもの感染症とは2014/08/04更新

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感染とは、病原体の体内への侵入を指す。病原体とは、疾患を引き起こす可能性のある微生物である。もし微生物が身体の細胞に深刻な影響を与えないのなら、その感染は無症状である。疾患となるのは、その病原体から増殖し、正常な組織の機能を変化させる場合である。また、人から人へと伝染していく感染症は、伝染病と呼ばれる。

 

病原体の感染経路

手を触れるなどする直接的接触、物質を解して感染する間接接触、咳やくしゃみなどによる飛沫、食品、虫などがある。

 

感染過程

  •  潜伏期―病原体が体内に侵入してから、最初の症状が出るまでの期間。
  • 前駆期―体の不調が見られ、明確な症状が出現するまでの期間。
  • 発症期―症状が進み、病名が特定しやすくなる。
  • 回復期―強い症状が消え、回復の段階へ移る。

 

小児の感染

小児の場合、感染症が重大な障害となることがある。感染した小児がいるときには、複数の子どもがカップ、スプーン、おもちゃを共有したり、一緒に入浴するべきではない。

感染の広がりを防ぐもっとも重要な方法は、手洗いである。手洗い用に推奨されている殺菌効果のあるハンドソープを使って、手をすみずみまで清潔にするのが効果的。

 

[ 感染が見つかった場合や、感染を予防するためには、次の方法を取る。 ]

  • ガウン、マスク、手袋、ゴーグルを着用する
  • 汚染されたシーツ類を正しい方法で処理する
  • 感染している子どもを公共の場所に連れて行くときは、マスクやガウンを着用させる。

 

小児がかかりやすい感染症

細菌性髄膜炎、結膜炎、脳炎、EBウイルス感染症、蠕(ぜん)虫感染症、肝炎、単純ヘルペスウイルス1型感染症、HIVエイズ、感染性胃炎、感染症の皮膚疾患、はしか、突発性発疹症、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、百日咳、RSウイルスによる気道感染症、結核、みずぼうそう、帯状疱疹など

 

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