腺療法とは2014/08/06更新
- 読み:せんりょうほう
- カテゴリ: 自然療法・統合医療・健康 > 腺療法
動物の腺物質を医療に使うこの療法の基本理念は、「類をもって類を癒す」ということである。たとえば、肝臓機能の衰えや肝臓病には、牛の肝臓を食べることが役立つとされる。ただし、近代の腺療法では、濃縮した腺エキスが主に用いられる。
腺療法の科学的実証
腺製品やホルモンを経口摂取した場合の有効性が高いことは、もちろん科学的に確認されている。多くの腺製品が経口摂取で有効なのは、たとえば甲状腺や副腎皮質、パンクレアチンなどの製品に、活性化したホルモンや酵素が含まれているからあきおす
臨床応用
服用するエキスによって適用される症状は異なってくる。その一例を紹介する。
- 副腎エキス:慢性疲労、喘息、湿疹、乾癬、関節リウマチ
- 肝臓エキス:慢性肝炎、慢性肝臓疾患
- 膵臓エキス:膵臓不全、 胞性線維症、がん、感染症
目下存在する科学的データによれば、腺エキスの経口投与法を支持するじゅうぶんな証拠がある。最もよい結果を得るには、医者は信頼できる企業で作られた腺製品を選ばねばならない。そのような企業は、決まった濃度のエキスを生産するための製造方法を確立させている。
※ただし、日本ではこの腺治療は主流ではないため、普及はしていない。
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