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Dr.バッチのフラワー療法とは2014/08/06更新

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バッチ・フラワー・レメディーは、身体の不調はマイナス感情から起こると考える。たとえば、自分の意志に反するような生活を強いられた場合や、他人をいやな気分にさせるような行動をとってしまった場合、私たちの感情は雪だるま式に膨れ上がってしまう。その結果、精神面でのバランスが崩れ、ついには身体面の調子を崩してしまう。だからこそ、否定的な感情を払いのけ、その根本原因である問題を突き止め解決するためにバッチ・フラワー・レメディーは開発された。

全38種類のレメディーは、人間を苦しめる否定的な感情を、「恐れ」「不安」「現実逃避願望」「寂しさ」「神経過敏」「失望、絶望」「自分本位、自己喪失」の7つのタイプにわけ、この7つのマイナス感情の分類によってレメディーを選ぶ。また、バッチ・レメディーには「ムード・レメディー」と「タイプ・レメディー」という2つの利用法がある。ムード・レメディーはその人の一時的な感情に合わせて、タイプ・レメディーはその人の個性に合わせて選定する。特別な指示がない限り、レメディーの適量は1日に4滴、適当に時間をおいて服用する。

 

エドワード・バッチ博士について

エドワード・バッチ博士(1886~1936)は、ロンドンのハーレイ・ストリートに診療所を構える、高名な医師だった。ところが、患者の訴えに耳を傾けているうちに、従来の診断法・治療法だけでは不十分ではないかと考えるようになる。そこでバッチ博士が注目したのが、サミュエル・ハーネマンが提唱するホメオパシーであった。その後、バッチ博士は「バッチ・ノソード」と呼ばれる経口ワクチンの開発に成功し、ホメオパシーの分野でも高い評価を得るようになった。その後、バッチ博士は独自のヒーリング・システムの研究を始め、植物の力を利用して、人間の否定的な感情および体調を整える自然療法である「フラワー・レメディー」開発した。1936年、50歳で亡くなる直前まで休むことなく研究を続け、「誰もが簡単に理解できて、すべての人の苦痛を癒せるシンプルな治療法」を見つけるために見直しと改善を繰り返し、究極のヒーリング・システムを完成させた。

 

レスキュー・レメディー

全38種類のバッチ・フラワー・レメディーの中でも、バッチ博士が「特に重大で、緊急な事態のために」という配慮のもと、5つのバッチ・フラワーを調合して考案したレメディーである。そのときの状況や自分の気持ちを分析している時間がないときには、このレスキュー・レメディーを服用する。

4滴のレメディーをコップ1杯の水で薄め、症状が緩和されるまでゆっくりと服用したり、肌のトラブルのときは、クリームにレメディーを混ぜて肌に塗布する。

水で薄めることができない場合、レスキュー・レメディーの原液を唇や舌、歯ぐきなどを湿らせても良い。

 

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