ニューロ・キネティック療法とは2014/07/30更新
- 読み:にゅーろ・きねてぃっくりょうほう
- カテゴリ: リハビリテーション・スポーツ医学 > ニューロ・キネティック療法
ニューロ・キネティック療法は、筋力検査により正確に評価を行い問題の筋を同定し、アプローチを施行する革新的な療法である。
本法は、運動制限理論を利用し、運動パターンに変化をもたらす療法である。前記理論は、小脳にある運動パターンを調整する運動制御中枢が、大脳辺縁系、大脳皮質からの命令を受け取り、脊椎から筋骨格系へ伝えるというものである。運動制御中枢は、成功した運動機能を新たに学ぶことができるが、障害に対応しようとして機能障害のパターンを作り出すこともある。また、筋が間違った働きをする度に、その失敗を修正するために活性化し新たに学習できる状態になる。つまり、脳は筋が間違った働きをすればその度に刺激を受け、機能障害のパターンを蓄積していくが、逆に正常な機能を獲得するための情報与えれば正常な機能を再学習できると考えられている。
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