筋肉連鎖とは2014/08/04更新
- 読み：きんにくれんさ
- カテゴリ： リハビリテーション・スポーツ医学 > 筋肉連鎖
筋肉連鎖を起こす筋筋膜構造は、笑う、何かを投げたり運んだりする、ものを食べる、消化するなど、身体の機能にすべて関わっている。感情の表現は筋肉の緊張がもたらすものだし、身体を使う仕事は筋肉の活動そのものだ。体内の循環、呼吸、消化は運動器が健全でないとうまく機能しない。
身体の全機能は、筋筋膜構造の働きに左右される。筋筋膜構造の働きを調整し、統制する役目を果たすのが、神経系である。表層組織に負担がかかりすぎないように、皮質下の反射パターンによって、多くの調節活動が行なわれている。いわゆる内臓体性反射と体性内臓反射には、今日、学術的な裏付けがなされており、特に傍脊柱筋のアンバランスが重大な影響をもたらすといわれている。
運動・姿勢のパターンにしたがって、人体は機能している。そのパターンにしたがって、人体は機能している。そのパターンが生体全体に広がる。全系統が相互に働きかけて、身体を動かしている。オステオパスとカイロプラクターはこの事実を特に踏まえて診断や治療を行なっている。
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