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ニュース/トピックス

ヨーガ療法学会参加レポと『医療におけるヨーガの原理と実践(仮)』刊行のお知らせ
2019.11.10 お知らせ

去る10月27日、東洋大学川越キャンパスにて開催されたヨーガ療法学会第1回南関東ブロック大会に参加してきました。



大会概要
https://minamikantobrecept.wixsite.com/2019



朝10時から夕方6時までの長丁場でしたが、貴重な講演・発表の数々で、気付けばあっという間に閉会時間に。沢山の方々が参加されましたが、皆さん熱心に耳を傾けておられました。その中で一番知識、理解に乏しかったのは私だと思われますが、だからこそすべてが興味深く、たくさんの学び、気づきを得ました。


木村慧心先生の、日本のヨーガ療法の現状、慧心先生および日本ヨーガ療法学会の世界的な活動に関する報告には、改めて慧心先生の凄さを実感させられました。

研究発表では、村上真先生をファシリテーターに、2人の療法士さんがそれぞれの臨床事例を元にした発表をされました。また、多くのポスターによる研究発表もありました。それぞれ興味深く拝聴・拝見しました。

国際医療福祉大学の岡孝和先生、東洋大学の加藤千恵子先生は、それぞれの専門領域からヨーガ療法について、また、アカデミズムが有する知見、方法論をいかにヨーガの伝統的な智慧、経験と連携させていくかについてお話し下さいました。

鎌田穣先生による公開スーパービジョンでは、実際のセラピーの過程や、検証点、注意点が可視化・言語化され、私にもそのプロセスが(なんとなくですが)理解できました。


スピーカー皆が主張されておられましたが、ヨーガ療法への興味・関心・期待は年々大きくなっています。また、ヨーガ療法はまだまだ沢山の可能性を秘めています。今後は、さらなる研究が行われ、連携が進み、しっかりとしたエビデンスに基づいたヨーガ療法が広く普及していくことになりそうです。


ガイアブックスは、早くから慧心先生達と連携し、ヨーガ療法を案内する本、ヨーガ療法士の教則本を刊行してきましたが、この先さらにそういった書籍の需要や要望は増加するでしょう。それに応えられる(つまり世の中のためになる)出版活動への気持ちを強くした初の学会参加体験でした。




さて、本学会でも慧心先生に講演時に少しご案内頂きましたが、ガイアブックスは『THE PRINCIPLES AND PRACTICE OF YOGA IN HEALTH CARE』の邦訳版(邦題『医療におけるヨーガの原理と実践(仮)』)を鋭意制作中です。

ヨーガセラピーに関する研究を幅広く調査して選別し、最新のレビューとしてまとめ、それを研究者や医療従事者のためのテキストに仕上げ本書は、強固なエビデンスに基づいており、研究と実践の両方に焦点をあて、国際的に第一線で活躍する多くのヨーガの研究者とセラピストが寄稿しています。ヨーガ療法士や、ヨーガを治療に取り入れたい医師には必携の1冊ではないでしょうか。

刊行は2020年1月以降を予定しています。どうぞお楽しみに。
(画像は原著書影)






●ガイアブックスのヨーガ療法関連書籍

『ヨーガ療法とストレス・マネージメント』

『ヨーガ療法ダルシャナ』

『実践 ヨーガ療法』

『よくわかるヨーガ療法』

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