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興奮!実業之日本社さんのタイトル会議レポート
2010.03.12
Q.あなたならこんな時どうしますかはてな -書店で『バッファ仕事術』というタイトルの本を見かけたとき- a) 気になって手にとる b) 興味はある C) 素通り この本は仮タイトルだけど、これから本当に出版される本です。実業之日本社というビジネス書の老舗から。 著者と話すうちに、この本の出版を決めたという編集の酒井さん。「バッファ」という聞き慣れない言葉だからこそ面白いと、その企画・タイトルに執念をもってます。 これから構成・タイトルを煮詰めていくという段階の企画会議に参加してきましたキラキラ マインド×ボディ&スピリット-ダダ本 実業之日本社さんが始めたダダ本プロジェクトです。申し込みをすれば誰でも参加可。また、ユーストリームやツイッターで全国どこでも誰でも企画に対して発言できます。 スゴイ!スゴイ!スゴイ! 書店員さんやデザイナーさんや一般読者や他業種の人が一つの本を一緒に作ってる! その企画会議の面白さに血液が沸騰しました。 かなり面白かったので、この会議の様子を全部書いちゃいます。 読むのが面倒な方はこちらツイッターこちらユーストリーム をご覧ください。 -今回は第二回目の会議。構成・目次の大まかなものはできている状態。今回はタイトル決め。現仮タイトル『バッファの仕事術』- 「バッファ」とは何か。著者の説明を私的にかみ砕くとこう。 ストレッチ後のゆとり。 突如目の前に現れたボールを即座にキャッチできる用意はある。 こんな状態ではないでしょうか。 それを時間・空間・人間関係で作り出す著者の秘策を明らかにし、悶々と何かに追われてるビジネスマンが明日から活かせる術を伝授したい。というのが編集 酒井さんの企画です。ちなみに著者は『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』でビジネス書大賞第1位を受賞した美崎栄一郎氏。 あなたなら、どう組み上げる? 小学館『小学一年生』編集担当さん 「目次でだいたいどんな内容か想像がつく。美崎さん(著者)がバッファに行き着くまでのエピソードを頭にもってきたほうがいい。」 今話題のニーチェの本、某出版社の販売担当さん 「このタイトルだと伝わらない。枕言葉を用いるべき。」 某テレビ番組担当さん 「バッファって言葉は本当にキャッチー?どんなターゲットにどんなレベルの内容を提供したいのか掴みずらい。」 実業之日本社販売担当さん 「売るのはやはり書店。書店で目だつタイトルが肝心。例えば話題の『もしドラ』のように、誰もが想像を掻き立てられるようなものに。」 カリスマ書店員さん 「バッファがわかりずらい。」 その他 「ターゲットを煮詰めてタイトル決めたほうがいい。」 「うまくいかないビジネスマンってつまり誰?漠然としている。」 「仕事術っていうのがありきたりで興味を削ぐ。」 などなど。 全国からユーストリームやツイッターで意見が寄せられる中、タイトルに反対の方が圧倒的。編集の酒井さんもお困りの様子でしたあせ 次回はこの本を電子書籍として売るかどうか視野に入れての第三回目会議。 私も必ず参加しますkitty さて、私も考えました。これまでの版元営業としての経験と想像から。 ターゲットは 入社2~5年目の若いビジネスマン。目標への情熱が強く、結果結果といき急ぐ日々。ビジネス書を読みあさるが、読んでも活かせないのは時間がないのが原因と思っている。   タイトルは 『あなたの時間を二倍にする バッファ脳』 『アウトプットできる人のバッファ視力』 『結果をだすのは環境整理 バッファ俯瞰力』 『100歩進む人はまず50歩引く。バッファ飛躍力』 『バッファ錬金術 ゆとりからしか生まれないアイディア』 私ならタイトルに「バッファ」を使いたい。知らない言葉こそ目につくし、口コミが起こりやすい。「バッファ」って何か、どんな人にバッファが必要なのか、タイトルだけで想像できるものがいいと思いますしかくにゃんこハートニコちゃん

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