スタッフブログ
大井町という街。
- 2010.04.12
- 路上には桜の花びらが雨に流れていました。 本日は大井町・大森・蒲田の書店を訪問しました。 1年と少し通っているこのルート、 基本コースは、有隣堂グランデュオ蒲田店→くまざわ書店蒲田店→ブックファースト大森店→有隣堂大井町店、でいつも終了。 本日は初訪問の芳林堂大井町店を覗きました。 芳林堂さんは帳合が太洋社で、当社の配本は全く届きません。 長期セットの企画を作ったのでこの機会にお付き合いできればと思っている書店さんです。 いつも行く有隣堂大井町店さんは駅ビルアトレの中。 通い慣れた大井町でも、街に降り立った事はありませんでした。 東口から芳林堂さん目指して少し歩くと、 なんとも下町を感じさせる古い路地がたくさんあることに気づきます。 大井町といえば品川の1つ隣駅。ワインを扱うレストランがたくさんある高級層であると認識していました。 事実、有隣堂さんの客層は、若い女性・ワイン関連書を求める方が多いと伺っています。 その駅から約50m進んだだけで、違った顔を見せる街だったんですね。 そして目当ての芳林堂さん。 店内を拝見すると、うーんどうも棚作りが当社の本向きではないなぁ。 店長さんに聞くと、女性客はほとんど来店しないとのこと。 当社の刊行物ラインナップを見せると、 「うちの客層には合わないね。」とのこと。 ここは、コミック購買層が最も強い書店さんでした。 そうかぁ。 有隣堂さんのお客様はここへは流れないんですね。 「東京は後戻りしない。老いていくものを置き去りにして目一杯手一杯の目新しいものを抱え込んでいく。 思い出がいっぱい詰まった景色だってまた、破壊されるから出きるだjけ執着しないようにしてる。 それでも匂いとともに記憶してる。遺伝子に刻み込まれてく この胸に大切な場所がある。」 という大好きなMr.childrenの『街』の歌詞がなんだか思い出される京浜東北線。
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