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体内の神秘
- 2010.04.21
- 塗り絵をするなら、白血球を何色で塗りますか 今まで見たことのない人体の実像を目にする時がきました。 光学顕微鏡、電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、X線、 血管造影法、コンピュータ断層撮影法、陽電子放射断層法、磁気共鳴映像法、 電子線断層法、サーモグラフ、超音波、内視鏡、ガンマカメラ、レンジキャスト、 眼底カメラ、拡大写真… あらゆる科学を屈指して科学的に着色した白血球は コレだ ワン・ツー・スリー 解説:白血球細胞が、食中毒を引き起こす細胞に囲まれています。この種類の白血球は血液中だけでなく全身の組織に存在し、細菌などの病原体を飲み込み、酵素を使って消化し、破壊します。 では神経細胞は何色 コレだワン・ツー・スリー… 解説:これは小脳の外層から取り出した神経細胞です。小脳は、筋肉の活動や協調をコントロールします。球状の核から突き出ている突起は、神経信号を、隣接する神経細胞と交換しています。 では、腎臓は コレダワン・ツー・スリー… 解説:腎臓は他のどの臓器よりも大量の血液を受け取ります。それは、このレジンキャストの画像が示す、腎臓のひとつの腎動脈から出た毛細血管の綿密なネットワークから見て取れます。毎分1リットルの血液が各腎臓に高圧で送られ、ろ過されています。1日ですべての血液が、腎臓を約400回通過することになります。 すごい画像ですよね。 自社の出版物ながら、鮮明な写真に引き込まれます。 これは、2005年に発売した『体内の神秘』 という本です。 誰が見ても「はぁ~」と声が漏れる自信があります。 ひとつひとつの鮮明さがものすごい、写真集なのです。 が、 売れ残りの在庫が山に 若手の医学生にオススメしたい。 いい本なので、どうにか普及できないかな。
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