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ガイアブックスのスタッフブログ

スタッフブログ

サイエントマジョリティー
2011.02.03
東京都青年育成条例についての勉強会に行ってきました。 「問題の本質を知らない人は、なんとなく正義派に立っている。」 「サイエントマジョリティーにこの問題の本質を伝えたい。」 出版者は皆熱くこの問題を論じます。 私は自身に関係がないと思って真剣にこの問題のことを考えていませんでした。 私の認識としては、 良いもの・悪いもの 両方ある中で生きて 悔しい思いや怒り、歓喜などをバネにして 「何が正しいのか」 「何で間違っているのか」 「それを判断し論じるためにどのような知識をつけなくてはいけないのか」 と知識欲を付けるために悪の情報公開も必要。 というくらいにしか この問題のことを考えていませんでした。 だけどそんな一倫理問題だけではなく、 縦に横に深さがあるようです。 犯罪数の動向は警察のさじ加減で変化可能で、 (一つの事件をひったくりとするか強盗とするか、立件するかしないか 等) 警察の作る犯罪数のデータは世論を大きく左右する力がある。 警察関係者の妻で組織された会が全国学校PTAを動かし大衆を悪者追放運動に駆り立てている。 マンガコンテンツを整備して輸出用に良質マンガを集める外交政策。 検挙量を増やして威厳を保とうとしているかのように見える、何でもかんでも検挙。 … これらはどれも証明できる裏付けがないことなので、 噂の域を出ません。 詳しく知りたい方はこの本オススメです。 『マンガはなぜ規制されるのか』           規制派・反対派どちらとまで考えなくとも、 サイエントマジョリティーにはなりたくないです。

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