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ガイアブックスのスタッフブログ

スタッフブログ

光待つ場所へ長い旅に出発!
2011.02.21
半年ぶりに来た、三省堂千葉SOGO店。 担当者がミーティングで待ち時間があったので、店中をみていたら 楽しい棚を見つけました。 辻村深月コーナー。 $マインド×ボディ&スピリット-辻村ワールド 著者が千葉大学出身という縁を考えてか、オススメ文庫棚の一段を占めて大きく展開していました。 素敵な手作りPOPが見る人の足を止めさせます。 POPにはこう書いてありました。 辻村深月は若い人にオススメ 作品同士のつながりに感激してもらうためにも、この順番で読むことをオススメします。 この順番で読めば辻村ワールドがより楽しめる! ?凍りのくじら ?スロウハイツの神様 ?冷たい校舎の時は止まる ?子どもたちは夜と遊ぶ ?ぼくのメジャースプーン ?名前探しの放課後 ?ロードムービー ?光待つ場所 私は辻村深月さん読んだことありません 以前テレビ番組「情熱大陸」で 装丁デザイナーの名久井直子さんが担当編集者の要望するイメージに合わせるべく、 ゲラを何度も読んだり、何度も打ち合わせしたりしながら 制作している姿を見ました。 その時制作していたのが『光待つ場所』でした。 展開のクライマックスに希望が感じられる、明るいタイトルなのに どうしてたった一枚のフェンスしか表紙に描かないんだろう。 とテレビを見ながら不思議に思っていました。 辻村深月さんの作品の表紙は、幻想的で絵本のような色使いで綺麗に完成された装丁が多いのに、 この新作『光待つ場所』はとても地味。 そのとき感じた疑問をすっかり忘れていましたが、 三省堂千葉SOGO店の棚を見て思い出しました。 読んでみればきっとこの装丁の意味がわかるはず。 店員さんのオススメする辻村本の読む順序からすると、 『光待つ場所』は一番最後。 長い旅になりそうです。

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