道具いらず！セルフメディケーションシリーズ３　【血行促進する肩たたき】～スタッフブログ～

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道具いらず！セルフメディケーションシリーズ３　【血行促進する肩たたき】

2011.03.24: テレビで、避難生活をしている集団の中でも子供たちがボランティア活動に積極的に参加している様子を見ました。その中でも感動したのが、ある小学生のグループが、お年寄りの肩をたたいている姿。お年寄りは肩をたたかれながら涙を流していました。手で触れることが、声をかけることよりも何倍も強い励ましとなることがあります。神経系が豊富な皮膚は第二の脳。皮膚は、交換・副交感神経の一番の伝達路で、血液や脈拍、コルチゾール（リラックスホルモン）に強く影響します。リラックスするだけでなく、オキシトシンという愛情ホルモンを活性化させ、ガストリンというストレスホルモンを減少させます。詳しくは、以前の記事「スキンシップの科学　国際セミナー」をご覧ください。道具いらず！セルフメディケーションシリーズ３本日は、【血行促進する肩たたき】正しいたたき方をすると、みるみる血行がよくなるのを感じ、体と心を覚醒させます。効果の出やすいテクニックをご紹介します。「パーカッション（叩く）」連続したスタッカートのリズムで叩くことにより血行を促す手技です。指と手首の力を抜き、素早く叩きましょう。 *ハッキング（手刀で叩く）座っている相手の横に立ち、両手を向かい合わせ、素早く交互に上下させて頭を叩いてください。頭に触れるのは小指の側面です。指と手首の力を抜くのがコツです。 *パメリング（こぶしで叩く）相手の後ろに立ち、軽く握った両手のこぶしの小指側で、片方の肩を首から肩先まで軽く叩いていきます。反対の肩も同様に叩いたら、続いて背骨の両脇も叩きながら上下に行ったり来たりしてください。手首の力を抜くとリズミカルに叩くことが出来ます。「ラビング（こする）」指、手の付け根、手のひらを使って筋肉をリラックスさせます。 *背中相手の後ろに立ち、手のひらで背中をしっかりこすります。背骨を避け、凝りのあるところでは力を強めましょう。手を素早く動かすようにしてください。相手の背中も施術者の手も血行がよくなってジンジンしてきます。 *頭部相手の後ろに立ち、片手で髪をかき分けて頭皮をこすります。手首と指の力を抜き、頭皮全体を軽快にこすってください。『マッサージバイブル』より

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