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2011.05.15

イギリス旅行、 ここまでは大都市でしたのでなんとかなりました。 さぁここからが冒険！ 現地のレンタカーでバース（Bath）～ストーンヘンジ～コーンウォールまで自力で行かなくてはいけません。 宿泊したカーディフ中央駅（Cardiff　Central）から鉄道で約１時間、バーススパ駅（Bath　Spa）まで行きます。 その後タクシーを使って予約したレンタカー屋さんまで。約１５分のタクシーで７ポンド程（チップも入れて１０ポンド）。 レンタカー屋さんはイングリッシュ。 相手の話すことの８割理解出来ませんでしたし、カーナビの使い方を教えてもらうも全く理解できませんでした。 が、相手は「さぁ、わかったでしょ。いってらっしゃい」と、いかにも日本人相手に説明するのが面倒そうな態度だったので仕方なく出発。 エンストするわ、カーナビは誤動するわ、 「どうなるんだろう一体」という不安いっぱいでしたが、 やってみよう！とのポジティブシンキングだけでドライブスタートしました。 レンタカーは日本国内で予約しクレジットで支払っていました。 英国レンタカー事情は満タン返しという制約はなく、借りたらまず自分で給油、返す時はなるべく使いきって返却が常識です。もちろん心得ていたのですが、「最初からガソリン満タンのサービスを利用しますか？」と聞かれ「イエス」と答えてしまったところ、 日本で予約していたトヨタ車ではそのサービスができないらしく、フォルクスワーゲン車に変更されてしまいました。その差額なんと＋１万円強。丸１日のレンタル代ですでに７０００円程払っていたので、このアクシデントは想定外の誤算。 ※イギリスではガソリンが高く、現在（２０１１年５月）の料金は１リットル１５０円強。満タンサービスでも高すぎますよね。４０００円くらい損なのです。英語力に自信がない方は、現地のレンタカーは使わないことをオススメします。私も次回は日本のエージェントを予約したいと心に決めました。 レンタカーで、まず目指すは世界遺産ストーンヘンジ。 しかし、借りたカーナビではストーンヘンジまでのナビが作動しません。 レンタカー屋さんに聞いても、ストーンヘンジは広い土地の一角なのでナビは難しいわと一蹴。 仕方なく、まずはストーンヘンジ近くの都市：ソールズベリーまでナビを合わせて行ってみます。 ソールズベリーでランチ休憩をしたあと、ツーリストインフォメーションにてストーンヘンジまでの道を教えていただき再出発！ ソールズベリーから走りだして約３０分後、着きました！ 「ここでいいの？」「合っているの？」というような道の途中で突如、その遺跡は姿を現すのです。 驚きました。 見渡すかぎり大草原。 羊や牛や馬が放し飼いになっている、そんな広大な牧草地に ポツン……っとその岩はあったのです。 やろうと決めていた「太陽礼拝のポーズ」 ストーンヘンジとは、その目的が未だ明かされていない謎の遺跡です。 イギリスに住んでいた魔術師マーリンが魔法で岩を動かした説も有名ですが、科学的に否定され、 今現在有力な説は、太陽時計としての役割のための建設物ということ。 また、この広大な土地では、ただの太陽時計ではなくて、太陽光を通しての宗教的儀式・礼拝・葬儀・占いなどに使われたであろうとのことです。 事実、この岩の中には様々な骨や骨董が埋葬されているのが発見されています。 この巨石は、特別な石であり、朝日や月の光によって色が変化するそうです。 その神秘の岩をどこから運んできたのか… 岩の上に水平に蓋石をするその技術は… なぜ、この場所だったのか… この、どうしようもないほど広がる草原地帯になぜ… その謎は深く、今でも世界中の人達を震わせています。 その感動は、太陽の自然光を通して初めて感じることが出来るのだと思います。 写真や動画で見ても、本当に見たことにはなりません。 この遺跡は、太陽の自然光を通して見るしか実体をしれないのだと思います。   さぁ、まだまだ走ります！ ストーンヘンジからコーンウォールのホルズワージー（Holsworthy）まで約３００マイル。 国道とはいえ、二車線の田舎道をひた走りました。 塗装されていない道路でも、地元のかたは約１００マイル（時速１３０キロ）くらい出してしまうのです。 車線変更や追い越しなども高速。 手に汗にぎる３００マイル・３時間のドライブでした。 着いた先はコーンウォールの田舎！ 羊や牛や馬がノビノビ広大な敷地を横切るファーム。 小さなB＆Bです。 しかし、こんなにこんなに暖かく、親戚の家に来たようなお持て成しを受けるこのファームは最高でした。 部屋から見えるファームの風景、窓を開ければ「メーメー」と羊の声、 家族と共同のお風呂は清潔で、地元の暮らしを感じさせるもの（イギリスのお風呂はトイレと一緒になっており、美しいインテリアやおもてなしの飾りで持て成すんです）、部屋の家具一点一点がアンティーク、ブレックファストは地元のバターやミルクを綺麗なファームを眺めながらいただけるのです。 なんといっても朝日は最高！ この早朝、なんとV字型の飛行機雲が私達の頭上に現れました。 早起きして良かった。 次は、目指すウィッチクラフトミュージアム（魔女博物館）～バース（Bath）市内を紹介します。

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