ワイン試飲イベント＠TUTAYA代官山店～スタッフブログ～

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ワイン試飲イベント＠TUTAYA代官山店

2012.11.21

「世界のトップ生産者に会える　ワイン試飲販売&トークイベント」が19日からTUTAYA代官山店にて開催されています。

当社新刊の『FINE WINEシリーズ　スペイン　リオハ&北西部』に登場する　テルモ・ロドリゲス氏が来日しトークイベントに参加しているので、TUTAYA代官山店さまには、本書を10冊用意していただきました。

すると！1日目に完売！ご相談を受け、急遽20冊お持ちしました！

来日している生産者は3人、テルモ・ロドリゲス（スペイン） 2011年度のANA国際線ファーストクラスで提供されたワインの作り手。ワイン専門誌『Wine Spectator』でも非常に評価の高いバスクの貴公子。 ※『FINE WINEシリーズ　スペイン　リオハ&北西部』のP.140-141、P.172-175に詳しく載っています

【トーク内容から】

オーデックスジャパンの森社長とは20年の付き合い。独立してすぐ付き合い始めたのがオーデックスさん。夢は、土地土地を感じらるようなワインを作ること。ワインメイキングよりも土地を重視しています。スペインは土地が多様です。スペインでは白ワインの品種はあまり知られていない。ゴデーリョという品種はスペインでも忘れされていた品種。彼がリバイバルして再度注目されるようになってきた。スペインの料理が普及してきたのは、フィランアドリアのおかげ。そこでようやくフランス至上主義から脱却し、今はとってもオープンにスペイン料理やワインを楽しめるようになった。スペイン料理は、日本料理の影響を受けていることが多い。彼は9つの地域でブドウ作りをしている。とくに、スペイン北西部の閑散とした景色の畑を愛している。リスペクトするものはテンプラニーニョ。彼の作ったワインは、すべてオーガニックの認証を受けている。オーガニックには徹底的にこだわっている。一般的に使われているワイヤー仕立てでは、ブドウの木を壊してしまう。彼は一切ワイヤーは使わない。彼のワイン作りのもう一つの目的は、リオハのランドスケープを保護すること。彼のワインを飲むことでリオハのランドスケープを守ることに繋がるような仕組みをつくっている。マルクス・フーバー（オーストリア）マンダリンオリエンタルホテル東京のハウスワインに選ばれたワインの生産者。若手ながら、もっとも注目度の高いオーストリアワインの新星。

【トーク内容から】

石灰岩の土と涼しい気候がこの土地の特徴。オーク樽ではなくアカシアの樽を使うことにこだわっているのは、ワインに木の香りを付けないためと、穏やかな酸化をさせるため。彼の土地では、3/1をオーガニック、3/2をサスティナブルな方法で作っている。ルネ・マール（フランス）フランス南西部のワイン産地トゥルサンで最も評価の高い生産者の一人。彼のワインは、本場フランスの三ツ星レストランにもオンリストされています。

【トーク内容から】

彼のワインは白に特徴がある。鼻でアロマを感じて、口に含んだらすーっと香りが消える。森で作ったワインなので、自然がくれた特別なものだと考えている。私たちはワインでお金を撮ろうとは考えていない。 AOCを取り、農業を生計を立てている。日本が大好き。そして、オーデックスジャパンの森社長より、本書『FINE WINEシリーズ　スペイン　リオハ&北西部』のご紹介もしていただきました。「本書は、スペインワインについて深く洞察した素晴らしい本です。スペインワインを勉強するには、本書を読まなければなりません。」オーデックスジャパンさまが作られたブランドも、すごく美味しかったです。日本料理に合うワインをテーマにブランド作りをされています。例えば、お寿司に合うために開発された「ワビサンバ」、日本の家庭料理に合う、家で飲んで欲しい「ワサノバ」　などなど、面白いネーミングのものばかり。ブドウ品種も多様で、スペイン、イタリア、フランス、ポルトガルなどのものを使っているそうです。 ※日本国産のワインではありません。

オーデックスジャパンさんは本年　創立40周年。もともと、イギリスのオーディオ機器とフランスワインに普及のために会社を興されました。オーディオ機器やボサノバミュージックが大好きで、独自ブランドワインのネーミングやラベルに好きなものを密かに取り入れているそうです。私もテルモ・ロドリゲスさんが作った、接木をしないこだわりのワイン「ガスール」を買いました。私の名前入りでサインしてもらっちゃいました(*^▽^*)

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